2011年7月22日

子供達と一緒に学ぶ

こんにちは。
日焼けで顔の皮までむけた市元です。

息子が野球で泥んこになり頑張っている毎週末
僕はそこでコーチをさせてい頂いているわけです
1年生と2年生のチーム
これがまたみんなうまいわけですよ
普通にキャッチボールをやるし
ゴロも取るし
外野フライも取れる
なんならダイビングキャッチもやっちゃいますよレベル
試合になるとゲッツーまでやってくれます

そのチームで僕が子供達に毎回言っている事があります

■挨拶と返事をしっかりすること
■目標をもって取り組むこと
■みんなは仲間であるということ

んー
仕事みたいです
新入社員研修みたいです

組織であったり心技体が成長するという事に対して
基礎としてやる事というのは大人子供も年齢も関係ないのでしょう

子供達と話していて一番面白いのは目標の件
毎回、練習を始める前に「今日の目標」というのを聞くようにしています
そして練習の最後にその目標が出来たかを聞くわけです

意図としては
子供達の集中力を高めるため
子供自身に達成の喜びを感じさせるため
練習中に僕がハッパをかけるため
この辺なのですが
この最初の目標設定の時点で意識の差が出てきます

僕はどんな目標でも「そうかそうか。がんばれよ」と答えています
現時点では目標はなんでもいいのです
自分で考えた事を達成する為に意識高く取り組んでくれれば
そのきっかけにすぎないので

ただ、意識の高い子は目標設定がやはり違います
10人いれば8人くらいは
「ヒットを打つ」「ツーベースを打つ」
こんな感じです
ダメではないですよ
それが出来て自信を重ねてくればいい訳ですから
なんだかんだ言っても7歳とか8歳なので

残り2人くらいはどうかというと
「打つ時にどうこうする」とか「ゴロを取る時にどうこうする」
こういう事を言う子もいるのです
こういうことが言える子はやはり上手いですね

どういう結果をだすかという目標と
過程でのハードルを克服する為の目標

最終目標はみんな「野球がうまくなりたい」でしょう
その為に今日は何を意識するのか

達成の喜びを知らなければ目標設定をしても意味はありません
まずは目標達成の喜びを覚える
その次に目標設定の仕方、意味合いを教えないといけません
その為にはどうありたいかのゴールを明確にする
これをみんなで共有する

真っ白な子供達に教えるというのは僕自身が改めて認識する事もあったりして
教えているのか教えられているのか