2012年11月1日

仕事が楽しいって言うと幸せに見えるのか


こんにちは
久々の市元です。

就職率の話とか離職率の話とか
テレビや新聞、面接の度に思う事があります

仕事が楽しい
よく聞きます
仕事が楽しくない
よく聞きます
やりたい仕事が見つからない
よく聞きます

仕事って楽しいものなのでしょうか?
仕事って選ぶものなのでしょうか?
仕事って何のためにするのでしょうか?
いつから仕事にそういうことを求めるようになったのでしょうか?

ツイッターやfacebookなどでは仕事が楽しいという投稿をよく見ます
楽しいって感覚ってどういうものなのでしょうか?
やりがい、達成感
これはわかります
でも僕にとっては「楽しい」ではありません

僕は社会人になって仕事が楽しいと思った事は一度もありません
25歳で結婚して子供が産まれて家を建てて
僕の根本は家族を幸せにする事にあります
その為に働くのです
当然のことながらサラリーマン時代は給料をもらうわけですから
それに見合うやるべき義務はあります
今は経営者となり社員のみんなに給料を支払う義務があります
お金を頂くお取引様には求められる以上の成果を出す義務があります
未来を担う若い社員を育てて一人前にする義務があります
でもそれらは楽しいという言葉ではありません
僕にとって全ては義務です

僕がよく社員に話す事があります
仕事のモチベーションは仕事外に持て、と
給料をあげたい
出世したい
仕事をやる上でのモチベーションを仕事の中にもつと
挫折した時に自分自身との戦いになります
場合によっては諦め、妥協になります

彼女にプレゼントを贈りたい
旅行に行きたい
結婚したい
車が欲しい
家が欲しい
人であり物であり幸せになる為の手段を仕事とするべきで
仕事をし報酬をもらうという事はそこに果たすべき義務が発生する
その義務を果たせないという事は幸せになる権利を与えられないのではないか
その権利を得る為に必死に仕事をする
そこから生まれる結果に充実があるのではないか

すごい極端なのかもしれませんが
仕事は幸せの手段であるということを
一つの考え方として持ってもいいのではないでしょうか

そうすると自然と「嬉しい」がついてくるような気がします